曲奇☆角色曲

クッキー☆キャラソンとはクッキー☆声優の歌ってみたの総称である。

ニコニコ動画では「クッキー☆キャラソンリンク」というタグで統一されている。

なお、UDKロイド（UDKroid）、MGRoid、MOTRoidなどの人力VOCALOIDによる音MADは、クッキー☆声優がボーカルを担当するという共通点はあるものの通常はクッキー☆キャラソン扱いはされずに区別される。

あくまでクッキー☆声優本人が実際に歌っているかどうかがこのジャンルの焦点となる。

概要

クッキー☆声優の歌ってみたは古くから初代の声優のものが発掘されていたが、それをあえてネタにするという文化は長らく発展しなかった。

しかし、クッキー☆☆二期（2013年1月1日）のKNN姉貴の「こちら、幸福安心委員会です。」がホモの手により再投稿される（2013年9月8日）と、その特徴的な歌い方から瞬く間に注目されるようになった。

以降KNN姉貴を始めとしたクッキー☆☆声優を中心に歌ってみたの転載が立て続けに起き、キャラソンブームが到来することとなった（2013年9月～）。

またクッキー☆☆声優の歌ってみたをまとめた「クッキー☆☆キャラソンアルバム」が投稿されるとその長さから、新たな苦行動画として大きな話題を呼び人気を得ることとなり、以降複数のクッキー☆キャラソンをまとめたものを「キャラソンアルバム」と呼ぶようになった。

その後クッキー☆☆声優以外のキャラソンも発掘されていき、さらにはキャラソンを使用したMAD動画も投稿されるようになったことで、キャラソン動画は大きな発展を遂げた。

このキャラソンブームはその後何度か細かい再ブームは来ていたものの、最初のブーム自体はニコニコ動画では2014年初頭には落ち着いていき、意外とその期間は短かった。

しかし、そのブームが以降のクッキー☆に与えた影響力は大きく、ニコニコ動画ではそれまでKNN姉貴ぐらいしかネタにされていなかったクッキー☆☆のキャラが、KNN姉貴以外も広く受け入れられるようになり、演じたキャラだけでなく声優にも注目が集るようになった。

本スレでは声優の特徴に歌が加わり、新たな注目対象となった他、ニコニコでも本スレのネタが活用されるようになったことで、ニコニコとの接点が増えていった。

クッキー☆実況では、それまで本編しかなかった実況対象にキャラソン動画が加わった。

このようにニコニコ、本スレ、実況と、クッキー☆全体に渡って影響を及ぼした出来事は珍しい。

クッキー☆キャラソン用語

クッキー☆用語解説も参照のこと。

クッキー☆キャラソンアルバム: 複数のクッキー☆キャラソンが入った動画に使われるタグ。特定の声優一人をまとめた形式のものが比較的多いが、出演した本編でグループ分けしたものや、動画投稿者の嗜好によって人選されたものも存在する。また、一人一曲のみを選んで年末近くに投稿される「紅白歌合戦」もニコニコでは定番になっている。
MMDクッキー☆: クッキー☆キャラソン動画では映像が一枚絵で投稿されることも多いが、 MMDモデルを持つクッキー☆声優のキャラソンではMMDを使用したPV風の映像が作られることもある。
BBクッキー☆劇場、クッキー☆MV: 上記のMMDクッキー☆と同様、BB素材による映像を使用したクッキー☆キャラソンも存在し、また、クッキー☆MVの中には映像のクッキー☆声優本人が歌う素材を使っているものもある。ただし、MMDクッキー☆に比べるとこれら2つのタグがクッキー☆キャラソンリンクタグと併用されることはずっと少ない。
課題曲: 多くのクッキー☆声優が歌っている曲のこと。「この曲を歌っていなければクッキー☆声優として認められない」というようなネタである。同人ボイスドラマ企画というクッキー☆の性質上、東方アレンジヴォーカルやボーカロイド曲が課題曲として多く挙げられる。また、歌い手の多さを活かして、歌ってみたの文化である「合唱シリーズ」の動画が作られることもある。
一般コラボ姉貴・一般コラボ兄貴: クッキー☆キャラソンにおけるコラボ相手のこと。特定のクッキー☆声優に着目した時の相手側であり基本的にクッキー☆界隈では知られていない人物であることが多いが、中にはPC姉貴などクッキー☆においても知名度のある一般コラボ姉貴・兄貴や、PSR姉貴キャラソンにおけるらいむなど、そもそもクッキー☆の関係者であるという場合もある。また、一部のSR姉貴キャラソンにおけるTIS姉貴のように、半ばネタとして一般コラボ姉貴呼ばわりされる場合もある。
聞く実家: クッキー☆☆二期本編などKNN姉貴の声入りの動画を指すこともあるが、一般的にはKNN姉貴のキャラソンのことを意味する。
聴くラー油: ポジ子のキャラソンのこと。デブ声から。
おふざけ、アドリブ: BNKRG姉貴のキャラソンでよく見られる。長時間の視聴を飽きさせないと概ね好評。シリアスな曲では控えめになる。
聴く水道水: PSR姉貴のキャラソンのこと。上記の聴くラー油に対して良くも悪くも普通であることから。「合唱シリーズ」では重宝される。
おうた: RI姉貴のキャラソンのこと。子供っぽくかわいらしい歌声から。稀にKG姉貴など別のクッキー☆声優のキャラソンを意味するときもある。
猥歌: TIS姉貴がよく歌っている。
甘イワナ: 『スイートマジック』のこと。歌詞の「甘い罠」より。東方界隈でも非常に人気のある曲で、多くのクッキー☆声優が歌う課題曲でもある。ただしUDK姉貴本人の歌ってみたは存在しない。

代表的なクッキー☆キャラソン

クッキー☆キャラソンは歌い手の別まで含めると膨大な数になるため、特筆性のあるものに限って記載する。

なお、一覧としてはルナ・マリウスwikiの該当項目も参照のこと。

magnet: 課題曲としても知られるが、現在残されている動画の中では唯一のUDK姉貴のキャラソンとして特に有名。（ソロではなくRU姉貴とのデュエット） UDKが歌い出しと歌詞の両方を間違える「ﾀﾞｷｼ…」は半ば語録と化している。
しゅわスパ大作戦☆: YMN姉貴本人が投稿したキャラソンはしゅわスパ本編同様非常に人気が高い。また、課題曲とまでは言い難いがBNKRG姉貴、YN姉貴など他のクッキー☆声優も歌っている。
いーあるふぁんくらぶ: 課題曲の中でも特に多くのクッキー☆声優が歌っている。 2022年のクッキー☆12周年メドレー合作ではYMN姉貴本人がこの曲の歌唱音声を提供した。
こちら、幸福安心委員会です。: 概要欄に記載の通り、KNN姉貴のこのキャラソンがクッキー☆キャラソブームの走りとなった。「はいはーい」「死にましたぁ＾～～」はこの曲から切り抜かれた音声素材。その他、BNKRG姉貴やSR姉貴などが歌う課題曲の一面もある。
escape: KNN姉貴のもう一つの代表曲。幸福安心委員会に比べると正当に評価されることが多く、MADでもいわゆる「勝利確定BGM」として使われることがある。 KNN姉貴本人により2021年に再び歌われた。
スイートマジック: 課題曲の中でも特に多くのクッキー☆声優が歌っている。用語に記載の通りクッキー☆界隈では「甘イワナ」と呼ばれ親しまれている。
セツナトリップ: AZS姉貴（およびSKR姉貴、KNN姉貴）の歌を使ったかずちの動画作品はクッキー☆キャラソンリンクタグ内では唯一の100万再生超えをしており、

クッキー☆10周年メドレー合作でもこの曲が使われる（10周年メドレーでは音MADでありキャラソンではない）などクッキー☆キャラソンの代表曲として知られる。

吉原ラメント: 多くのクッキー☆声優が歌っている課題曲であるが、どこか境遇に似たものを感じさせるのか、クッキー☆界隈ではAZS姉貴の持ち歌として認識されている。
ココロ: ポジ子の「フシギィ…！ココロォ…！ココロォ…！フシギィ…！」がよく知られている。「ドボット」「ムギィン！」等の語録もポジ子ではよく使われるが、

るりまさんなど他のクッキー☆声優の『ココロ』ではそのようなことはない。

磔刑の聖女: ASTK姉貴のキャラソンとして特に有名。何度も撮り直してはアップロードしているため、歌い比べの動画も存在し、確かな成長を感じるホモもいる。